訪問看護事業所向け「運転再開サポーター」研修

病気や障害がある方が、自動車免許の取得や受傷後の運転再開について相談したいと考えたとき、

一番最初に頭に浮かぶ相談相手は、患者にとって一番身近な医療職です。

「免許を取りたいのだけれど出来るかしら?」「運転を再開したいのだけど大丈夫かしら?」

そんな相談を受けた医療職は少なくないと思います。

そのような場面に立ち会ったとき、あなたはどんな助言を患者や利用者に与えていますか?

患者や利用者があなたに相談する理由は、「あなたを信頼しているから」に他なりません。

この研修では、このような患者や利用者の相談に対して適切な助言を与えることが出来るために必要な、道路交通法や運転免許制度における最低限必要な知識を学びます。

自動車の運転や運転免許証については、道路交通法を知ることは非常に重要であり、助言を与える者として必須の知識となります。

また、病気や障害のある方が自動車事故を起こしたとき、危険運転致死傷罪という非常に重い罪に問われたり、運転免許証は持っていても、運転はしてはいけない場面があることなど、正しい知識を前提に助言を与えないと、患者の権利侵害や、犯罪にかかわるなどの不利益が患者や利用者にもたらしてしまうことになりかねません。

この研修では、当会が実施してきました医療機関向け研修(運転支援者養成講座)をベースにして、訪問看護事業所に特化した内容となっています。

是非、この研修にご参加いただき、「正しい知識を前提にした助言→本人の自己決定」につながるようなサポーターになってほしいと願っています。

開催概要

視聴日程

2023年4月1日以降、いつでも申込、視聴可能です。

視聴期間

振込完了後の視聴方法のご案内メールが送信された日から起算して1か月間

参加資格

訪問看護事業所に勤務する医療職。同一のデバイスで複数名が一緒に視聴する場合であっても、1名ずつ個別の申し込みが必要です。

医療機関にお勤めの方もご参加頂けますが、内容は訪問看護事業所に特化した内容です。

参加方法

WEBによる動画配信にてご視聴頂きます。

参加費

受講料5,500円(税込)+運転サポーター証の交付費用1,100円。合計6,600円。

参加費の使い道

当会は民間のボランティア組織です。頂戴した参加費は当会の維持管理費用に全額充当されます。

申込期間

2023年4月1日以降、いつでもお申し込み、またご参加頂けます。

申し込みの流れ

①申込フォームからお申込

②自動返信メールに記載された口座宛に参加費の振込(申込より1週間以内)

③振込確認が出来た方へ「振込確認と視聴方法のご案内メール」を送信します。

④視聴スタート*視聴期間内(ご案内メール受信日から起算して1か月間)であればすべての動画にアクセスできます。

⑥視聴期間終了後、1か月後を目途に、運転サポーター証を郵送でお届けします。

運転サポーター証について

名刺サイズのプラスティック製カードです。患者、利用者さんとの対話の際に、このカードを提示することで、信頼感の醸成や助言に対する説得力の増進を図る目的のカードです。カードの更新などの手続きはありません。